【iDeCoのはじめ方】 サラリーマンは絶対やるべき!資産運用、節税におすすめのiDeCo

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こんにちは。TETSUです。老後の資金を備える目的で政府が積極的に利用を促している『iDeCo』。私自身も実際に2019年からiDeCoはじめていて、資産運用・節税で大きな恩恵を受けています。特に20代〜30代のサラリーマンにはとてもおすすめなiDeCo。本記事ではiDeCoをはじめたいと思っている方に向けてiDeCoで資産運用をはじめる方法を解説していきます。

・iDeCo(イデコ)とは、、

iDeCoとは、「個人型確定拠出年金」というもので、老後の資金を自分で積み立てていく制度です。毎月掛金を積み立てて金融商品を運用し、老後に必要な資金を積み立てていきます。大手企業でいう退職金のようなものを自分で蓄えていく、と捉えてもらうとイメージしやすいかもしれません。ちなみにiDeCoの運用商品には、投資信託、定期預金や保険があり、運用の結果次第で老後に受け取る金額が変わります。

iDeCoの解説やメリット・デメリットについての参考記事を下記に貼っておきます。

iDeCoのはじめ方

それでは実際にiDeCoをはじめていく際に必要な手順を説明していきます。iDeCoをはじめるには大きく5つのステップが必要です。

iDeCoのはじめ方 〜5ステップ〜
  1. iDeCoの加入条件を確認
  2. 毎月の掛け金を決める
  3. 運用する商品を決める
  4. iDeCoを管理する金融機関を決める
  5. 口座開設の手続き

それぞれ詳しく解説していきます。

iDeCoの加入条件を確認

iDeCoは全ての人がはじめられるわけではありません。現段階で設定されている加入条件は下記になります。

  • 20歳以上60歳未満の方
  • 企業型確定拠出年金(企業型DC)に加入していない方(※例外あり)
    ※企業型DCに加入している場合、企業側がiDeCoとの併用を認めている場合は加入できます。

注:2022年5月より、加入可能年齢を65歳未満拡大します。
注:2022年10月より、企業型DCに加入している方でもiDeCo併用が可能になります。

自分が加入条件をクリアしているかわからない方は下記ボタンから加入診断サイトでチェックしてみてください。

毎月の掛け金を決める

iDeCoの加入条件をクリアしている方は、次に毎月の掛金を決めなくてはなりません。掛け金は月に5,000円を下限として上限は68,000円になります。また掛金についても職種ごとに毎月の上限金額が決まっているので、自分の上限金額を把握しておきましょう。下記図は職種ごとの掛け金上限金額です。

上記の表を確認して、自分に当てはまる上限金額を把握しましょう。例えば会社員で、企業年金に入っていない方は、掛け金の上限金額が月23,000円になります。この場合、毎月の掛け金設定金額を5,000円〜23,000円の間(1,000円単位で設定が可能)で設定してください。またiDeCoの掛け金の金額変更は年に1度変更することが可能です。

運用する商品を決める

iDeCoに加入すると、設定した掛金を元に商品を購入していくことになります。運用商品をどれにするかによって運用成果は変わってきますので、しっかり考えて選びましょう。(途中での商品変更は可能です)またこの後紹介する金融機関選びでも、取り扱っている運用商品が変わってきますので事前に運用商品を決めてから金融機関を決めるのがおすすめです。ここではイデコ が取り扱っている商品の種類・おすすめ金融商品について記載します。現在iDeCoで取り扱っている運用商品は大きく2種類あります。

iDeCoの運用商品種類
  1. 投資信託 ➡︎ 元本変動型
    投資家から集めた資金で一つの『ファンド』を作り、プロが運用してくれる商品。投資信託には株や債権、REIT、金などさまざまな商品に投資すものがあり、自分の運用スタイルに合わせて投資信託を選ぶことが可能です。運用結果により元本が増えたり、減ったりします。
  2. 定期預金 ➡︎ 元本確保型
    あらかじめ金利と期間が記載しれており、満期になるまで預けておくと提示されていた金利がつく商品。途中で解約しない限り元本は保証されます。

このように大きく2つの種類から商品を決めていきます。私がおすすめするのは『投資信託』です。理由としては、iDeCoのメリットとして利益の対しての非課税効果があるわけですからその制度を使って投資信託の商品を購入した方が良いという考えです。

おすすめした『投資信託』ですが、その中でもインデックスファンド、バランス型ファンド、アクティブファンドと種類があります。特徴を下記にまとめました。

投資信託の種類
  • インデックスファンド
    日経平均株価やダウ平均のように特定の市場平均指数と同じ値動きを目指します。
  • アクティブファンド
    市場平均を目指すインデックスですが、アクティブファンドは市場平均指数より上回る運用を目指します。
  • バランスファンド
    国内外の株式、債券、REITなどの複数の投資対象に、分散して投資するファンドです。ひとつのファンドで投資対象や投資地域を分散することで、大きく値下がりするリスクを減らすことができます。

現在私が運用しているのは、インデックスファンドの『eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)』という運用商品を購入しています。購入理由は、将来の経済成長が一番期待できる米国株式であり、その中でも
S&P500という指標は米国株式の時価総額の約80%をカバーしています。イメージとして米国株式市場ほぼ全体に分散投資をしている感じです。また『eMAXIS Slimシリーズ』は業界最低水準の信託報酬コストを目指し続けるという宣言をしていて長期投資をしていくことを考えると低コストというのはとても魅力的でした。(もちろん、米国株式だけではリスクがあるとか、全世界株式であったり、先進国株式の方が良いという意見があると思いますので、あくまでも個人的な意見です。)

iDeCoを管理する金融機関を決める

運用商品が決まったらiDeCoを管理する金融機関を決めていきましょう。現在iDeCoを取り扱っている金融機関は50以上ありますが、ここではおすすめの金融機関を2つ紹介します。まず金融機関選びですが、選ぶ際のポイントをお伝えします。

  • 口座管理手数料
  • 運用商品のラインナップ
  • サポートの充実度
  • サイトの使いやすさ

この4つのポイントを理解して金融機関を選ぶようにしましょう。特に口座管理手数料については、毎月運用するにあたり月額171円〜500円ほど費用がかかります。この先、長期的に運用することを考えると手数料は安い方が良いに決まってますよね。これからおすすめする金融機関は上記4つのポイントをしっかり抑えていて総合的にもおすすめできる金融機関なので、どこにすれば良いか迷っている方はこの2つから選んでもらって大丈夫だと思います。

SBI証券➡︎公式ホームページ
特徴:口座加入数No.1のSBI証券。多様な運用商品ラインナップと低コスト商品を多く扱っているます。低コストで運用をしていくたいと思う方はおすすめです。

楽天証券➡︎公式ホームページ
特徴:こちらもSBI証券同様手数料が最安で、今注目の『楽天・バンガード・ファンド』を扱っています。また定期的に楽天ポイントを付与される紹介キャンペーンも実施していて楽天ユーザーにはおすすめです。

口座開設の準備

金融機関を決めたらサイトから口座開設を行なっていきます。どちらの金融機関も同じような流れですが、簡単に紹介します。また会社員の方は会社に記入してもらう書類も必要となりますので事前に確認しておきましょう。

口座作成の流れ
  1. サイトで資料請求
  2. 証券口座の開設
  3. iDeCo申込申請
  4. iDeCo必要書類の提出
  5. iDeCo口座の開設
  6. 掛金・運用商品の設定

SBI証券 iDeCoのはじめかた
楽天証券 iDeCoのはじめかた

という流れで運用開始できます。申込から約2ヶ月程かかりますので、はじめに金融機関を決めてその後運用商品などを決めていく流れだと最短でiDeCo運用開始できます。

まとめ

今回はiDeCoのはじめかたについて説明しました。いざiDeCoをはじめよう!ってなってから実際に口座を開設するまでは約2ヶ月掛かってしまいますし、提出書類も面倒なものが多いです。ただしっかりiDeCoを理解して、運用商品の勉強をした上で口座開設さえクリアしてしまえば、あとはほとんど放置で、資産運用と節税の恩恵を受けられます!みなさんも諦めずに口座開設してみましょう!

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